sambaインストール - Sambaとは(準備)

SambaはLinux等でWindowsのファイルサーバやプリントサーバ機能を提供するソフトです。 Windows上のExplore等でLinuxのファイルを共有しちゃおうということです。

2004/10/31でSamba2.xのサポートが終了しているようなので3.x系をインストールします。 3.xで日本語を使用するには、patchをあてたlibiconvが必要となります。 日本語を含む文字コードの変換に使用されます。 まず、libiconv,libiconv-patch,samba3.xをダウンロードします。

上記3ファイルを準備します。

sambaのインストール

libiconvを展開します。

$ tar zxvf libiconv-1.9.1.tar.gz
$ cd libiconv-1.9.1
$ zcat ../libiconv-1.9.1-cp932-patch.gz | patch -p1
$ ./configure
$ make
$ su
# make install

これで、libiconvへのパッチ適用とインストールが終了します。 インストールが正常に完了したかを確認します。

$ /usr/local/bin/iconv -l | grep -i EUCJP-MS

実行すると

EUC-JP-MS EUCJP-MS EUCJP-OPEN EUCJP-WIN

表示された行の中に EUCJP-MS があることを確認します。

確認ができたらsambaを展開します。

$ tar zxvf samba-3.0.10.tar.gz
$ cd  samba-3.0.10/source
$ ./configure --with-libiconv=/usr/local --with-pam
$ make
$ su
# make install

設定

ソースを展開したディレクトリのexsampleディレクトリのsmb.conf.Defaultを /usr/local/samba/lib/へコピーします。

$ cp smb.conf.Default /usr/local/samba/lib/smb.conf

smb.confを編集します。 日本語を使用する場合下記のように追加するとありましたが 文字化けしてしましました。

[global]
    dos charset = CP932
    unix charset = EUCJP-MS
    display charset = EUCJP-MS

次に試したのが以下の設定です。

Windows上は問題ないのですが、Linux上が見えませんUTF-8でファイル名が 作成されているようです。

[global]
    dos charset = CP932
    unix charset = UTF-8
    display charset = UTF-8

※原因不明なため継続して調べます。

設定1.特定のグループだけがアクセス可能な設定

/var/wwwを指定されたグループがアクセス可能とするように設定します。 あらかじめLinux上のユーザーを作成しておきます。 次にsambaのユーザーを作成します。

# smbpasswd -a ユーザー名

グループの作成と対象ユーザーを所属させます。

# groupadd web
# usermod -G web ユーザー名
(/etc/groupを編集)

ディレクトリの設定を変更します。

#chgrp web www
#chmod 775 www

共有設定をsmb.confへ追加します。

[www]
comment = www DocumentRoot
path = /var/www
writable = yes
create mode = 0664
directory mode = 0775

上記設定を追加します。