Javaの開発環境-ビルドツールGradle
私の仕事上、Javaの開発が増えていきそうな・・・というかJavaの方が便利な部分もあり、 「ライブラリの管理どうしようか?」とか「プロジェクト間の依存関係どうしようか?」とか 考え中です。
そこで、google先生に聞いてみたところAntやMaven、Gradle・・・などいろいろなビルドツールがあるようです。 Mavenの情報が多いようですが、ざっと眺めてみてGradleがよさそう(なんとなくの感覚です。)なので、 Gradle使ってみます。
Gradleのビルドスクリプトは、Groovy(Javaプラットフォーム上で動作するスクリプト言語)で、記述するという事らしく Groovyは、以前から気になっているBonitaでも使用していたので、Gradleにしてみようかと・・・。
Gradleのインストール
Gradleのユーザーガイドが日本語化されている「Gradle 日本語ドキュメント」というサイトがありますので、 そちらを参考にさせていただきインストールを行っていきます。
Gradleのインストールは、非常に簡単でダウンロードしたファイルを展開してパスを通したら終了です。
最初にGradleのサイトからgradle-2.3-bin.zipをダウンロードします。 ダウンロードできるファイルは、バイナリー、ドキュメント、ソースコードの全部入りとバイナリーのみ、 ソースコードのみの3種類用意されています。ここでは、バイナリーのみを選択しています。
任意の場所にgradle-2.3-bin.zipを展開します。ここでは、「C:\Tools\gradle-2.3」へ展開します。
今後のバージョンアップに備えてシンボリックリンクを作成します。
c:\> cd c:\Tools
c:\> mklink /D gradle C:\Tools\gradle-2.3
環境変数Pathにgradle\binフォルダのパスを通します。マイコンピュータを右クリックしプロパティ からパスを追加するか、次のコマンドにてパスを追加します。
c:\> setx GRADLE_HOME "c:\Tools\gradle"
c:\> setx PATH "%PATH%;%GRADLE_HOME%\bin"
以上でGradleのインストールは完了です。
Gradleが正しくインストールされているか、次のコマンドで確認します。
c:\> gradle -v
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Gradle 2.3
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Build time: 2015-02-16 05:09:33 UTC
Build number: none
Revision: 586be72bf6e3df1ee7676d1f2a3afd9157341274
Groovy: 2.3.9
Ant: Apache Ant(TM) version 1.9.3 compiled on December 23 2013
JVM: 1.8.0_45 (Oracle Corporation 25.45-b02)
OS: Windows 7 6.1 x86
こんな感じで表示されればインストールは終了です。